2024年03月14日
閉経前後にインテグラーゼ阻害剤に切り替えると体重が増加
Switch to an integrase inhibitor around the menopause leads to greater weight gain
閉経前後のインテグラーゼ阻害剤への切り替えは、閉経前のHIV感染女性と比較して、HIV感染女性の体重増加の加速と関連することが、米国で行われた後ろ向きコホート研究で明らかになった。
研究者らは、インテグラーゼ阻害剤への切り替えは閉経前の体重増加を促進するようには見えないが、HIV感染女性が閉経を迎えると体重増加を促進すると結論づけた。内臓脂肪の指標である腹囲と、総体重増加の指標である体格指数の両方が、閉経を迎えた女性ほど急速に増加した。閉経期は、インテグラーゼ阻害剤への切り替え後に起こる身体組成の変化を強化するようで、研究者らはインテグラーゼ阻害剤切り替え前に閉経状態を考慮すべきだと述べている。
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